ダンガリーのスリットキャミソール

娘のリクエストが「青い服」というので、ダンガリーで作りました。以前作ったパターンの丈を短くして、タックをギャザーにしたものです。同じパターンなのに、超普段着！ って感じになりました。ダンガリーの、何の変哲もない色というのが汎用性があって良いかも。夏向きの素材ですが、しっかりした生地なので重ね着で真冬以外は着せられそうです。仕上がって娘に着せてみると…なんだろうこの万能感。やっぱりシンプルな服、良いです！

 　ギャザーは正直うまくいかなくて、変に偏りが…着ちゃえばわからないですが、なんか気になる…。見返しをかぶせて縫うところは前回よりもうまくできたので、やっぱり数こなすのは必要だと思いました。
 　タックよりもギャザーのほうが、お腹まわりがふわっとして（丈が短いせいもあるかも）、ぽんぽこりんな娘のお腹をカバーするのにちょうど良いです。 

　今回使用したダンガリー、兵庫県で作られている播州織です。デニム系は初めて縫ったのですが、柔らかくて縫いやすかったです。カラー展開が豊富でピンクなどもあるので、別の色で何か作りたいなーと私は思っているのですが、娘が「今度は白いお洋服がいい」とか言ってます。がーん。

パターン：パターンレーベル　「女の子のワンピースとチュニック」より　スリットキャミソール（ブラウス丈、100サイズ）
生地：ダンガリー（播州織）　購入店　コットンプラザ／コスモテキスタイル　プロヴァンス風プリント
ピスネーム：Pres-de

←後ろの方がギャザーがきれいにできたのがちょっと悔しい。ボタンは手持ちの、ごく普通のもの 。大きいボタンのほうがバックスタイルがかわいらしく感じます

←見返しは補色の黄色プリントにしました。着ると見えませんけどね

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北欧調プリントのブラウス

　

　季節的にはぎりぎりですけども…。

　フォークロアっぽいプリント、娘には似合わないかなと思いつつ作ったフリルブラウスが、意外にも周囲に好評です（なぜかお年寄りに受ける）。既製品にない感じが良いのかも。作って一ヶ月ですが、すでにヘビーローテーションで着せております。
　調子に乗って再び。前回とは逆に明るい地のプリントを使って、まったく同じパターンで作ってみました。対になる感じですね。ダーラナホースや鳩、パラソルなどがちりばめられていてかわいいなーと、つい買ってしまいました。渋い色調が秋にもぴったりかと思います。 　２回めの制作なので気楽に作ろうと、パイピングは共布を使用（前回は別布にしたパイピングのステッチを見えなくするために上糸と下糸の色を変えるということをしたのですが、そういうのは無しにしました）。

　秋には生地が薄いかと思ったのですが、インナーに濃い色のタートルを着たり、カーディガンを羽織れば晩秋までいけそうです。この前作ったクロップドパンツとも相性良いです。
　写真ではちょっとわかりづらい、プリントの濃い色は、黒ではなくネイビーなので、デニムともあわせやすいと思います。

パターン：「パターンレーベルの子供服ソーイング LESSON BOOK」より　フリルブラウス （110サイズ）
生地：シーチング北欧調プリント（購入店：服地・布地のマツケ）
タグ：Pres-de

←バックスタイル

←タグ（ピスネームを長くしてつけたものが、意外としっくりきてます）



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ラベンダー色のタックキャミソール

パターン：パターンレーベル　「まいにち着る女の子服 」より　タックキャミソール（110サイズ）
生地：有輪商店　60ローン（Angel cheek collection ラベンダー）、ハーフリネン
タグ：Pres-de

　小花柄はいまいち似合わない娘ですが、セールでつい買ってしまった生地がありまして…ローンのようなつるりとした生地ならわりと似合うのでキャミソールを制作しました。生地って色柄よりも質感でいきなり似合わなくなったりしますねえ。最初は色柄優先で選んでいましたが、今は質感もだいぶ考慮するようになりました。発色とか反射が違うんでしょうね。

　このパターンは、キャミソールといっても見返しがついたしっかり仕様なので、肩が落ちる心配がなくて良いです。本では別布を使ってネック周りの色を変えているので、掲載写真とイメージが違うかも。カーブがない分、前回の見返しつきネックより断然簡単にできました。
 ちょっと戸惑ったのが、ストラップと前の見返し、袖ぐりのバイアスを一緒に縫うところ。一気にぐるっと縫うよう指示されていますが、いくつものパーツを一度で縫い付けるのはしつけをしてもズレそうな気がして、3箇所に分けて縫い、余計な手間に。

  ←見返しとバイアスにハーフリネンを使用。袖ぐりの始末も少しまともにできた気がする…

←Pres-deさんのタグをつけてみました

　画像のホワイトバランスがバラバラですみません。3、4枚目が最も実物に近いと思います。この有輪商店の生地は、近くでみると若干お年寄りっぽい色ですが、離れて見ると柄が映えて思ったよりきれい。ただ薄手。今シーズンはインナー必須ですね…。ノースリーブばかり作っているのでそろそろ袖つきを作りたいものです。

娘は仕上がった服をかけておくと、「これは自分の服！」と言わんばかりにニヤニヤと眺めたりしています。試着させると家族に見せに行くし、ノリノリなのは良いのですが、最近「青いお洋服作って」と言うので…どうしたものか。

まいにち着る女の子服―パターンレーベルのこども服 ネットで人気の型紙屋さんがおくる簡単&かわいい服づくり (Heart Warming Life Series)
　今回使用した型紙はこちらの本から。最初は超初心者向けの本に比べて難しそうと思ったけれど、いくつか作っているうちに「これは作れそう」などの判断ができるようになりましたよ…。数は大事ですね。

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秋色のスリットキャミソール

パターン：パターンレーベル「女の子のワンピースとチュニック」　スリットキャミソール（100サイズ、ワンピース丈、ポケット省略）
生地：コットンリネン、リバティ　タナローン（Wiltshire）

　ちびちび縫っていたワンピースができました。いつも以上に集中できなかった感じで、出来は70点くらいです。くー。せっかくきれいな色の生地なのにもったいなかった。

　秋に向けて、あまり赤い服がないなと思いこの生地を選びました。赤といってもラズベリー色ですか。見返しに使ったリバティの「Wiltshire」、前回の余り…ですが、ベリー柄なので合っていていいかなと思いましたです。

　重ね着に便利なように最初はワンサイズ大きく作ろうと思ったものの、モデル着用写真を見ると少し胴回りが大きそう…とここはジャストサイズにしたら、やっぱり少し余裕がある感じです。丈も長いし、来年も余裕ですね！（笑）

　この本は２つの型紙のセットですが、アレンジのバリエーションが豊富で年間通して作れるのが魅力です。タックは楽で良いけれど、ギャザーアレンジもかわいい！とかね…
　今回はプリント布を裏に使いましたが、途中で表にしても良かったなあと余計なことを考えてしまった。そのうち逆パターンでトライします。ネック周りの処理に反省点が多いので…次はもうちょっとうまく作れると良いのだけど。

←見返しにプリント布を使いました

←ボタンは共布で作ったくるみボタン（12mm）

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クロップドパンツ

　年中着られるボトムは何枚あっても良いのでいくつか作っておくことにしました。今回はツイルのクロップドパンツ。「まいにち着る女の子服」のパターンを使用しました。

　ヒワグリーンという黄緑色で、私の好きな色なのですが、もう少し黄色が強い方が万能だったかもしれません。あまりカーキ色だと男の子っぽくなってしまうのが微妙なところです。

　今回手作り服10着目ということで、初めてタグもつけました（笑）。タグ…こういうのデザインしたいなと思ったりしましたが、アイロンプリントだと軽い印象だし、服に合わせて色も変えたいので、当分は市販品や型紙屋さんのものを使用します。ああでも自分でデザインしたい…。

パターン、タグ：パターンレーベル「まいにち着る女の子服」よりクロップドパンツ（100サイズ）
生地：ツイル（ヒワグリーン）、ポケット裏地　P&B Textiles（Wild Thyme Collection ）

　攻略中（笑）の「パターンレーベルの子供服ソーイング LESSON BOOK」にもクロップドパンツが紹介されているのですが、前回同じ本からボトムを作っているので、別の本のデザインがかわいいこともありそちらを参照しました。

　さて、今回初めてギャザーのついたポケットを作りました。前回作ったニッカーボッカーズのホームベース型ポケットよりも女の子度が格段に上で、市販品にはあまりない感じが良いです。

 　しかし、なかなか難しいんですねギャザー…。この後ろポケットをつけるまでが山でした。あとは裏を縫うだけなので時間をかけず仕上げられたのですが、やっぱりポケットなどの外に出ている部分は緊張します。なんとか形になったけれど、仕上がりに不満が〜！　もう一回別の生地で作れたらと思っています。

 　前ポケットの袋布はUSAコットンの端布を使いました。本当にチラッとしか見えないけれど、チラリズムですからいいんですよ…。

←裏地の布でお揃いのシュシュをつくってみました

←着たところ。ちょうど良いクロップ丈です。ウェストは緩めにしました。トップは先日作ったキャミソール

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リバティのギャザーキャミソール

　生地が好きなので実はリバティも少しは持っているのですが…どうにも娘には似合いそうもないと思い、服を作るのは躊躇していました。とはいえ、使わないのももったいないですよね。
　簡単で失敗の目立たないデザインなら良いのかも！　と本をぱらぱらめくって、秋の重ね着に良さそうなキャミソールをつくることにしました。ミシン針も薄地用を購入。これでリバティも怖くないよ…（笑）。

　使用するサイズのゴムがなくて買いに行っている時間がだいぶロスしましたが、短時間でできました。秋らしい感じ！　
　娘に試着させると、ワンサイズ大きいせいか胸のあたりがだぶついていますが、どうせ下にTシャツなど着るので問題なし。色も、思ったよりおばさんぽくなくてよかった…。

パターン：パターンレーベル「まいにち着る女の子服」より　ギャザーキャミソール（110サイズ）
生地：リバティ タナローン（Wiltshire, brown red）

　この生地はちょっと渋めで、遠目で見るよりアップで見た方がかわいい色かも…。英国サイズで幅が135cmあるのです。予想より余ってしまったので、別布用に何か作る予定です。ハンドメイドスパイラル…。

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ツイルのパンツ

涼しくなってきたのでそろそろ長めのパンツをと思い作りました。初心者でも作れそうな七分丈のパンツです。載っていた本のモデル着用写真がかわいらしいので、娘にも着せたいなーと考えたのですけど…おかしい。レシピ通りに作ったのになんか全然違うよ！　なんだかサルエルパンツみたいです。や、かわいいから良いのですけど。穿きやすいし。たぶんウェストを緩めにしたのでお尻が落ち気味なせいだと思いますが、お腹ぽっこりなのでしょうがない（涙）。

 　飾りっ気がなくてもボトムだからこれで十分とはいえ、裾にドローストリングっぽくリボンでもつけようかと考えていたのですが、予想より裾が長くて汚れそうなのでやめました。あとでウェストにボタンか何かつけるかも。
 　紐やゴムの長さも、基本的にレシピ通りの寸法で作るのですが、片方の裾にゴムを通してから娘に試着させたら「きつーい。ママこれは駄目でしょ！」と言われてしまいまして…5cmほど緩めました。切ったゴムが無駄になりショック。 着用写真は後ほど載せますー。

パターン：パターンレーベル　パターンレーベルの子供服ソーイング LESSON BOOK より　ニッカーボッカーズ（100サイズ）
生地：20ツイル（ダークブルー）

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フリルブラウスとサーキュラースカート

レトロなデザインが意外と好きです。幾何学模様とかレトロフューチャーなプリントで娘の服を作りたい！と思っております。来年（素材的に）。
生地屋さんを見ていたら、ちょっとドット絵っぽいレトロな花柄のプリントを見つけたので、多めに購入。ブラウスとスカートを作りました。ブラウスはワンサイズ大きめ（110サイズ）の型紙を使い、秋の重ね着と来年の夏に対応です！ 　パターンはまたも「パターンレーベルの子供服ソーイング LESSON BOOK」より。（たぶんそのうち他の型紙屋さんのも作りたくなるに決まっているのですが、ここは欲張らず地道にクリアしていく方向でいきます。なんだか攻略していくみたいで楽しいのです）
一度襟ぐりのパイピングに失敗し、やり直しました…。

パターン：パターンレーベル　「パターンレーベルの子供服ソーイング LESSON BOOK 」より　フリルブラウス（110サイズ）
生地：ラトビア風スケアープリント（ネイビー）、ルシアン　エイティスクエア（黄色）

サーキュラースカートは「まいにち着る女の子服」より。４枚はぎの円形で、できあがったとき「…ケープ？」と思ったくらいまんまるです。
作りがシンプルで一見簡単そうなのですが、裾上げが意外に長くバイアスが多いです。途中で糸が切れたりしないかドキドキしながら縫いました。出来上がって娘に着せてみると…笑っちゃうくらい裾がフリッフリ。動きはとにかくきれいです。
円形なので裾をたくし上げるとほぼ垂直になります。インナー必須。 このタイプは「ローマの休日」でオードリー・ヘップバーンが着ていたデザインなんですって。50'sというやつですね。3歳児はTHE・幼児体型ですのでウエストマークは難しいですが、小学生くらいのおしゃま少女だったら、裾がひらひらするのを楽しむことでしょう。小学生になるまで手作り服を着てもらえたらいいのですが！

パターン：パターンレーベル　「まいにち着る女の子服」より　サーキュラースカート（100サイズ） 生地：同上

この２点はセットアップだとクドい印象…図柄が目立つせいでしょうか。スカートはアイボリーなどのシンプルなトップスと合わせたり、これからの季節はレギンスを穿かせてみる予定。ブラウスはパイピングに使った無地の黄色で作ったスカートとコーディネイトしています。ネイビーは合わせやすい色ですね。

スカートを私の母に見せたところ、「ああ、全円のスカートね」と昔自分も作って着ていた、とかウェスト55cmで作ったとか、痩せてた自慢をされました（笑）。私ももうすこし若ければ自分用に作っているところです。

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手作りの服

　子供服を手作りするなんて全く考えたことがなかったのですが、最近少し作ったりしています。

　なんでしょうね…突然やる気になったという感じでしょうか。私の母は結婚するまでアパレルデザイナーで、家にはアトリエがありました。でも高級生地を取り扱う仕事場は子供は進入禁止！　幼稚園のころミシンをイタズラして指を思いっきり刺したのがトラウマです。ロックミシンの音は大きくて怖いし、洋裁はなんとなく「仕事」「近づいちゃダメ」という印象で、中学校の家庭科で洋裁を習ったときも、初歩的な質問を母にするなんてとんでもないので家では質問はナシ。

　でも昔はお母さんが子供服を手作りするというのはごく当たり前のことだったんですよね。私も祖母の手作りの着物を着ていました（普段着が着物だったんです）。
　母に「子供の服は作らなかったんでしょ？」と訊いたことがあるんですけど、「作ったわよ！　あんた着ないって放り投げたでしょ」と言われました。それは…申し訳なかった…自分が親になってよくわかりました。

　たぶん雑誌に型紙付きで子供服の作り方が載っていたと思うのですが、そういう服ではなかったといいます。祖父が銀座で輸入子供服を見て、買いたいけれどあまりに高いので買えず、それなら娘（私の母）が洋裁できるからと形をスケッチしてきて、母がパターンを起こして作るというなんとも面倒なことをしていたのだそうです。それを大して着なかった私、ひどいな！（苦笑）

　現代は安い既製服がいくらでもあるし、手作りするのは余裕のある人というイメージですが、子供服って意外と隙間時間でできるのですね。娘が遊んでいる間に袖つけだけやったり…集中して仕上げることはできませんが、ぼちぼちやっています。子供服は小さいので作りかけのものをさっとしまえるのもいいです。


パターンレーベルの子供服ソーイング LESSON BOOK

　さてミシンに触るのは四半世紀ぶりで、洋裁なんてほとんど忘れているため、入門書は必須。初心者向けの本を買ってトライすることにしました。この本は本当に懇切丁寧で、細かすぎるくらいに指示してくれるのでまったくの初心者にはありがたい本。基本からステップアップしていく構成と、難易度が記されているのがポイント高い。作り始めて「うわあ、難しすぎたかも…」という失敗がありません。
　とにかくレシピに忠実に作るというのは初めて料理をするのと同じですので、順番に作ることにしました。

最初にショートパンツを２点。ピンクのブロード、ラベンダー色のツイルで。こちらはツイルのほうです。しっかりした生地で縫いやすかったです。

LESSON BOOKの内容がよかったので、著者のサイトパターンレーベルにて「スモックキャミソール」のパターンを購入。Alexander Henryのプリントとピンクのブロードで。2枚目はチュニック丈に伸ばしてみました。同じものを２回作るとコツがわかって面白いです。

昔の私のようではなく、娘はちゃんと作った服を着てくれて、家に来ているヘルパーさんに「ママが作ってくれたんだよ！」と自慢しに行ったりするのでなんだか恥ずかしい…。嬉しいですけどね。服を縫ってあげるのはやっぱりお母さん冥利に尽きるというか。


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