ちょうど引っ越しと重なっていたため、時間は3日ほどしかかけられません。もう、時間との闘い!
パターン:晴れの日と発表会の服 (Heart Warming Life Series)よりジャケットとプリーツスカート(120サイズ)
生地:ウールツイード、ベルベット
ボタン:マリエッタ
最初は仕上がり寸法を参考に110サイズで型紙を写したものの、どうも小さい感じがしたのでヌード寸法を測り直したところ、やはり120サイズが適当である模様。結局、120サイズで写し直しました(涙)。パーツが多くて大変だった…。
パーツが多いといっても衿つきだし当然ではありますが…身頃は8枚はぎ、袖も2枚はぎで、これが美しいシルエットを作るのだなあと思いながら縫いました。大人のスーツをそのまま小さくしたような印象です。ポケットはみせかけなので簡単でしたが、衿は初めて作る形なので慎重に縫いました。
本に載っている生地はツイルなのですが、私が選んだのはウールツイードで、割と厚みが出てしまうので大変でした。フォーマルですし、縫い目が表に出ないよう手でまつった箇所も多いです。意外と時間かかった~。
ジャケットで最後まで悩んだのがボタン。こればかりは実物を見て合わせてみないとなんとも言えないので、近所の手芸店で20分くらい悩んで購入。安っぽいものは嫌だったので少し値が張るものを選びましたが、生地と同じくらい高かったのではと思います。でもボタンは妥協できなかった…!
苦労はしましたが、一見して既製品みたいな感じに仕上がりましたよ~! 涙。裏地がついていたらベストでしたが、時間もないし引っ越しの荷物に埋もれつつの作業はもう限界。それでも満足できる出来でした。
↑ポイントにベルベットを使ったり、ボタンも悩んだ結果、全体的に大人っぽく仕上がりました
そうそう、スカートの話が後回しになりましたが、こちらも結構時間がかかりました。なにせ仕様書通りにできなかったのです。プリーツの山の部分にステッチをかけるとありますが、裾上げをしてから折ると厚みが出てしまい重たい。裾も三つ折りでなくロックで処理しているのですが…。
結局あきらめて、ステッチは半分より少し上までにとどめ、プリーツは生かしつつかっちりしすぎない形にしました。裾上げも手まつりで。
生地を選ぶときからかなり慎重に進め、手間もかけた今回のスーツ。娘もとても喜んでくれたので達成感は半端ではありません! 卒園式、立派に証書を受け取った娘の姿に、もう涙涙……。
小学校に上がったら、私の手作り服を着てくれなくなるんじゃないか、とか成長とともに少し寂しく感じることもあります。しばらくは手作りでも良さそうなことを言ってくれていますが、どうだかなー。
そう思うと、今回のフォーマルスーツがひとつの区切りになったかもしれません。
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