2018年2月8日木曜日

初・猪谷さんの靴下

日本のソックニッター界隈でちょっとした流行みたいになっていた(?)、「猪谷さんの靴下」を編んでみました。



編み図:SOCKAHOLIC様アレンジの「輪針2本でつま先から編む猪谷さん靴下」
糸:中細いろいろ、極細一本
針:knit pro 輪針 US#4(3.5mm) 

この靴下を編もうとするとまず壁がありました。まず、「パターン(編み図)が手に入りにくい」、「毛糸を何種類も使う」。まずパターン掲載誌が2013年発行ということで、中古でもなかなか手に入りづらいです。図書館も望み薄。
編んでみたいけど、諦めるかと思っていたとき、SOCKAHOLICさんのブログに一般的な解説にアレンジした記事を発見、しかもつま先から編むとは! 編み方の解説をざっと読んでみますと、元のわかりづらいと思われる部分は図解入りで、目数の調整もされており、とっても親切です。ありがたい!

使う毛糸の総量も書いてあるので、早速買い足し、やっと編み始めることができました。

パターンと違うのは、自分の足に合わせて幅と段調整、5号輪針2本を持っていないため、US#4(JP#5より0.1mm細い)の輪針1本でマジックループで編んだところ。目を休ませる部分は別の輪針に通しています。

使用した糸は↓に写っていますが、ソックヤーンのカメレオンカメラとOpalの半端に残ったもの、ウールの中細糸2色、極細糸です。中細毛糸は一色40gで左右編めて少し残りました。毛糸をたくさん使うように見えますが、一色あたりは少なくて済むんですね。



Opalの段染めも柄合わせを気にせず編みました。1本取りより目立たないし…。
そして、完成したものはなかなか分厚いです! 最高4本取りになるので、針がぎちぎちいいそうでしたが(折れそうかも、とわざわざメタル針を使っています)なんとか編めました。
踝あたりの減らし目とふくらはぎに沿って増し目があり、立体的な作りになってて、足によくフィットするんですね。



確かにこれは温かそう…。普段手編みの靴下で十分だと思っていましたが、きっとこれは雪の日でもつま先が冷たくならないです。さすがスキー用だけありますね。最近のスキー靴のように分厚いインナーがない時代…考案された猪谷六合雄さんという方はすごい凝り性としか…恐れ入ります。
また編んでみたいのですが、札幌に住んでいても気分だけは春に向かいたいので、靴下を編むのはちょっと休憩します。


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