2018年2月27日火曜日

10年越しの、Hourglass sweater

帰省したとき実家から持ち帰った本。
なんと、購入したのは11年前! その頃編み物する気はなかったと思うのだけど…何故買ったのかよくわかりません。
タイトルに10年越し〜と書いたけれど、セーターを編むのに10年かかっているわけではないです(笑)。



編み図:Last-Minute Knitted Giftsより「Hourglass sweater」(XSサイズ)
糸:新ツイード薄ベージュ、極細生成 購入店:編み糸・織り糸の「小糸屋」、中細イエロー
針:knit pro 80cm輪針 US#7 (4.5mm) 



有名(らしい)なHourglass sweater(砂時計型のセーター)です。
糸が1000m以上必要なため、2種類はコーン巻きで買いましたが、同じお店で手に入らなかった色は普通の40g巻きです。それでも糸を継ぐ手間は1/3。ただ袖を編む時用に2本巻きにしてもらえばよかった…。
引き揃えた編み地は、遠くから見ると薄いネイプルズ・イエローのようです。春らしい感じは出た! 極細糸が埋没してしまい、効果が薄かったので次はもう少し考えなければ。

さて…。
セーターすら最後に編んだのは小学生の頃なのでほぼ初心者な上に、英文パターンというのはチャレンジかなと思いましたが、多少は慣れた気がするので編み始めてしまいました。
基本的に輪編みで増減しながら砂時計型(袖も)にして、脇の下で袖とドッキング、ラグランでヨークを編んでいく…というシンプルなもの。ただ私はラグランセーターを編んだことがなく、プロセス図などないため、忘れそうなところは付箋にメモして編み進めます。

迷ったところ:増し目
増し目の仕方が海外式(?)で見慣れないため、検索して編みましたが、あまりきれいじゃない…でも正しく編めているし、一般的な編み方のようなので、ちょっとモヤモヤしながら編み進めました。

迷ったところ:わきの下
ラグランセーターを初めて編むためか、わきの下をホルダーに残したあとどうやって袖と身頃をドッキングさせるのかよくわからず…。レシピを最後まで読んだら「ああ!」と…。仕上げのところに「メリヤスはぎをする」と書いてありました…。レシピはちゃんと読んでから取り掛かるべし、ですね。でも、最後の最後に処理するとは思わなかったなあ。
結局肩をはぐ時のような、引き抜きはぎ(?)で処理してしまいました。わきの下って力かかるし不安で。




10日ほどでなんとか仕上がり、試着してみるとぴったりでした。メリヤス編みだけなのに飽きないで編めたのでよかった…。
糸の消費量は思ったほど多くなく、700mちょっと。量がわかれば次に編む時に糸が余らない…はず!(今回はだいぶ余りました)

札幌の春はまだしばらく先ですが、春に着たい色のセーターができたので満足です。

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