2016年12月27日火曜日

編み図なしアラン模様の帽子


編み図:オリジナル
糸:ハマナカ オリーブメリノ

先日も書きましたが、手芸店の「カナリヤ」さんが近所にオープンしたので、行ってまいりました。お店の規模は小さいものの、店内が見やすくて良い感じです。本などで指定糸に使われている毛糸が何種類も置かれており、実際手にとって見られたのがよかったです。
で、買ったのは格安毛糸だったりしますが…。たまたま綺麗な煉瓦色の並太メリノウールがあり、他では見かけない色だったのです。早速帽子を編むことにしました。

前回、帽子は似合わないから自分のは作らないかなと思っていたのですが、髪を切って帽子が似合う長さにしましたので、もうかぶるのが怖くありません(笑)。でも頭の形からして娘には勝てない…。

ということで、病院の待合時間にも編みたかったため、複雑な模様や本を見ないと編めないものはやめまして、いきなり無謀にもオリジナルのアラン模様にトライ。

オリジナルといってもアラン模様はパーツの組み合わせなので、帽子の場合は模様が続けばOKということで、それほど難しくはありません。小学生の頃、編み図なしで自作のアランセーターを編んだのを思い出しました。(セーターそのものは基本的な編み図を用いたので、模様だけオリジナルというわけです)
編み図はありませんが、設計メモみたいなのは書きました。



ひどい図ですが…三つ編みになってるところ数抜けてるし。これでもう少し丁寧にやろうとしたら、スウォッチを編んでから作品に取り掛かれば良いんでしょうけども。やりませんでした(雑!)。

帽子は目を減らすので、分散減目のバランスは本を参考にして、だいたい2日で編み上げました。編み図がないと早く編めるもんですね…。ダイヤ型の模様を頭頂部に向かうに従って小さくするのも、行き当たりばったりだったりするので…たぶん編み図を書けと言われたら書けない(涙)。
完成してみると、縄編みのねじれている方向、片方は逆にすればよかったかな、と反省点もあります。縄編みの間ももう少し空けてよかったかな、とか。まあ人にあげたり売ったりするものではないので、こんなもんでいいや…


↑色々と反省点の多い行き当たりばったり模様…

次からはちゃんとスウォッチ編んでからやります!


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ピアノ発表会のドレス2016

今年も娘のピアノ発表会の季節がやってまいりました。



パターン:晴れの日と発表会の服 (Heart Warming Life Series)よりパフスリーブのノーブルドレス(120サイズ)
生地:サテン、クラッシュベロア、レース


パーティ形式の発表会で、パーティコードがあるのです。全部赤にするという手もありましたが、ここはちょっと変化球でポイントに赤を使っています。
レースを重ねて縫うのが一手間余分で、時間がかかるかと思いきや、裾上げをミシンでできるので実は楽でした。レースの柄をはっきりさせようとグリーンのサテンを選んだのですが、かなり派手に…。パーティコードがなければもう少しまとまりのある組み合わせにしたかも。でも実際会場ではそれほど派手でもなく、先生やお母さんがたの評判も良かったです。

ベルトとリボンは突然の赤に見えますが、共布でカチューシャにつけるリボンを作ったのでバランスよく決まりました。ただ、クラッシュベロアって結構厚み・重みのある生地なんですね…これはベルトのような部分遣いではなく、ドレス本体の方が向いていたかも。

 
↑後ろは一番上だけボタンホールを開け、あとはスナップ留めです

レースはオーバースカートのようにスカートとは別に縫い合わせるのではなく、スカート生地に重ねて縫い合わせ、裾は巻きロック(といってもウーリー糸を使わないなんちゃって巻きロックです)で始末しました。


今回初めて作ったのがパニエ。ハードチュールの硬さがいまいちわからなかったため、近所にオープンしたての「カナリヤ」さんに行き、実物を見て買いました。一口にハードチュールといっても色々あるんですね…。
ひたすらギャザーを寄せるのが相当に辛かったですが、できたパニエをドレスに重ねたら、ボリュームが出て別物のような華やかさに! 娘も喜んで、発表会当日も会場でくるくる回っていました(恥ずかしー)。
一応次回も使えるので、苦労した甲斐はあったというものです。



↑パニエは50デニールのハードチュールを使っています。すごくパリパリしてるー

完成したのは発表会前日で、ドレス制作中はストレスなのか胃が痛かったです。しばらくギャザーはやめておきたい(笑)。

当日の娘の演奏と言いますと、緊張もせず綺麗に弾けました。ドレス効果とは思えませんが、モチベーションが上がったのは確かなので、来年はもう少し早めに作ってやる気にさせたいものです。


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2016年12月7日水曜日

エストニアスパイラルのレッグ…ウォーマー…?



何やら靴下を編むのが流行っているようで、色々な編み方が書籍でも紹介されています。
ですがその前に! もう少し敷居の低い輪編みのアイテムでも編んでみようかと、レッグウォーマー的なものを編んでみました。
〜的な、というのはレッグウォーマーを編むには結構な量の毛糸が必要で、とりあえず手持ちで何とかしたい私にとっては大物も同然です。かといってリストウォーマーは小さすぎるし。

調べていたら「エストニアスパイラル」という編み方が何やら良さそうなので、挑戦してみました。

編み図:特になし(参考:林ことみ著「北欧ワンダーニット」)
糸:内藤商事 ハンブルグ


糸はこちらです(楽天で最安のお店)。


段染めで、スパイラルで編んでいくとブロックチェックのようになるのが不思議で楽しい! ゴム編みのように凹凸ができて、伸びます。斜めになっているせいかフィットする感覚もあり、足にはちょっときついかと思われたサイズでもすんなり入りました。


↑足失礼! 伸びてフィットするので50gで両方編めてしまいました

このアンクルウォーマー(レッグまで行かない…)のおかげで、氷点下でなければスカートも履けるのが嬉しいです。しかしもっと長いのも欲しいなあ…レッグウォーマー編もうかな。

靴下はいつか編みたいなあとは思うのでとりあえず本を買ってみました。

「つま先から編む かんたん、かわいいくつ下」

書店で大プッシュしていたのでつい手に取ってしまったのですが、輪針を2本使うのでいきなり道具の選択に迷っています。一体型や付け替え式、長さ色々。材質も竹一択じゃないのね…。

関係ないけど近所のショッピングモールに「カナリヤ」(北海道ではおなじみの手芸店)がオープンするので、楽しみにしています。今も一軒あるのですが何でも揃うというわけではないので、材料の調達に選択肢が広がりますね。お店としては競合店が近くにできるのは戦々恐々とするでしょうが、消費者は1店舗だけだと不安なものです。オープンが待ち遠しい♪


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編みこみの湯たんぽカバー





なぜか湯たんぽカバー。
いや、湯たんぽって就寝前の暖房器具としてはとっても有効ですよ! 先日ニ○リに行ったとき、今どきは可愛い湯たんぽカバーがあるなあと思って見ていたんですが、「ニットマルシェ」に超絶可愛い編み図が載っていたので…これは作るしかない!と思いました(笑)。

編み図:ニットマルシェ 2016年秋冬号 より ツリーの湯たんぽカバー
糸:毛糸・手芸・コットン 柳屋オリジナル 恋する毛糸 並太

糸は…練習用にと買った柳屋さんのオリジナルメリノウール。メーカー品より安価で使いやすい色が揃っているので、いくつか試してみました。マスタードイエローはやや緑がかっていて、好きな色。メインはチャコールグレーです。

編みこみは、これまた30数年ぶりにやりました。きつめになりがちなのでゆるく編むとか、手が覚えているものなんですね。びっくり。

編み始めて、ゴム編みの入れ口がきつい気がして、湯たんぽを合わせてみました。ギリッギリ。伸ばせば入るのでまあ大丈夫に違いないと本体を編み進めます。それでももしかして入らなかったらと不安になりましたので、針を指定より1号太くしてみました。少し余裕が出たかな。
柄の糸がやや太めの糸だったせいか、雪が積もった木のようになっていますが(笑)、はっきりしていていいかなーと…。

使ってみたら、今まで使っていた布の湯たんぽカバーより暖かさが持続する気がします! 少なくとも朝まで暖かいです。娘も気に入って湯たんぽごと抱っこしたりしますが、お湯が入っているときはやめるんだ(ほんと、湯たんぽの低温火傷はシャレにならない)。


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ニットアイラインスカート

冬のロングスカートを縫いました。 パターン: ニットアイラインスカート (muni pattern) 生地:裏起毛ニット 生地は手持ちの裏起毛ニット、裏地はつけていません。中厚手の生地でスカートを作りたいけれど、フレアではなく長めの丈というのを探していて、このパターンを見つけまし...