2014年11月26日水曜日

巨大ドットのプルオーバー



いつもわりと無地っぽいものが多いので、たまには大きめプリントで…って大きすぎ?

このドットはインパクトがあって、子供服にしたらかわいいだろうなと思い購入しました。いまいち勇気がなくて50cmだけでしたけどね…(笑)。

パターン:toco. pattern shop Pullover(110サイズ)
生地:裏毛 トレーナー地 大きな 大きなドット マスタード系 購入店 きれ屋さん ぽぷり/アランニット 購入店 生地のお店 Le Sucre
タグ:Pres-de

toco. pattern shopさんは新しいお店で、今回初めて利用させていただきました。以前こちらの「ビッグカットソー」を作ろうか悩んだものの、結局先送りにしていたら新作「Pullover」が登場し、ゆったり着られそうなのでこちらに決定。

シルエットはやや大きめのトレーナーという印象ですが、ドロップショルダーで袖付けがとっても簡単。今までドルマンスリーブなどボリュームのある袖は避けがちでしたが、着せてみるとそれほどもたつく感じもなく、たぶん娘の場合は胸周りで解消されているので、「適度なゆとり」にとどまっています。

袖は端布の裏毛と、裾はアランニットです。が…。この配色は男の子ぽかった! たぶん男の子が着ていてもおかしくないです。迷いましたが、リボンをつけて対処(笑)。少しは女の子っぽっくなったかも…。

手順はとっても簡単で、飲み込みの悪い私でも仕様書を一度読めば次も作れる、と思われます。その割になぜか手間取ってしまいました…理由は生地。裏毛って苦手です。作業の半分は裁断時に出るクズ取りやロックミシンにホコリ掃除だった気がします。摩擦のせいでミシンもかけにくいし…裏毛で素敵な服を作っている皆さん、すごいと思ってしまいます。ボアなんかも。

そうは言っても冬の子供服に裏毛は最強なので…次に作る服も裏毛だったりするのですが(苦笑)。



↑あまりに男の子っぽくなったのでリボンをつけてみました(無理矢理!)

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2014年11月21日金曜日

Switchトレーナー



クリスマスなど幼稚園のイベントのお手伝いで割と外出の多い日々です。ちょっと縫い物はセーブ気味ですね。

といいつつも、着替えが必要になるとやっぱり作りたくなってしまう。今回のトレーナーは丈が長めの冬用トップスが不足しているので作りました。

生地はとりあえず手持ちのものから消費…これはシンプルラグランプルオーバーで使ったスムースニットと同柄の裏毛。こちらのほうがわずかに色が濃いめにプリントされています。

パターン:patternshop muni 「Switchトレーナー」(チュニック丈、ハイネック 110サイズ)
生地:裏毛 購入店 Nanachan's Tail、スパンフライス、スムースニット

トレーナーというとパーツが少なくて簡単に作れるイメージですが、こちらのパターンはそういう「手作りっぽさ」がなくて、カンガルーポケットや紐通しなどが既製品みたいです(紐は省略してしまいましたが…ハトメつけたりしたらかなりそれっぽくなるのでは!)。
今回はチュニック丈で、衿はハイネックにしました。

衿が裏毛のダブルで、少々厚みが出てしまいました。ここは裾の配色と同じく茶色にすればよかったかなあ…と今更ながら思っています。娘が着ると特にだぶついた感じはないのですが、もうすこし薄手で落ち気味のほうがかわいかったかもしれません。
しかし、シルエットだけでもかなりかわいいですよ〜。お尻が隠れるので下着が見えちゃうこともないし(笑)。


←カンガルーポケット、娘がたいそう気に入っております。気に入りすぎてちょっと手を突っ込み過ぎなくらい





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2014年11月10日月曜日

5歳のお祝いに。ウールのショートコート



パターン:Candy Flossショートコート」(110サイズ、普通袖、ポケット省略)
生地:ウールモッサ 購入店 生地のオガワ/見返し YUWA 60ローン クラシックフラワー 購入店 服地・布地のマツケ
裏地 マイクロベルボア 購入店 服地・布地のマツケ/キュプラ
タグ:Pres-de

12日に5歳を迎える娘に、コートをプレゼントすることにしました。
型紙を購入したのは去年…110サイズはまだ早いかなと思い寝かせておきましたが、今年は大丈夫そう。裏地キットもこのときのために(?)揃えたのでちゃんと裏つけますよ!

生地はウールモッサ。サンプルを請求したところ、厚みや手触りも良い感じなので娘に色を選んでもらいました。私はグリーンなどがよかったのですが…娘がどうしても「これ!」というラベンダー色に決定。サンプルシートに⚪︎×つけられてはかないません。
届いた生地はきちんと巻かれていて、実家にあった母の生地の山を思い出し懐かしい気分に。

さて初めて縫うウール…起毛だし厚みはあるし、裁断しにくそう…と構えていたら、とても裁ちやすくて驚いてしまいました。ほつれませんしね! 縫うのはちょっと引っかかったり、厚みに苦戦したりしましたが、なんとかなった模様です。
袖は普通のバージョンにして、ポケットを省略してしまったので表地の縫製はそこそこ早くできました。

そして問題の裏地つけ。初めて挑戦するキュプラとボアの裏地…両方とも裁断が大変でした! キュプラはつるっつる、ボアは毛羽が飛び散るしで静電気との戦いでしたね。キュプラは思ったほど縫うのは難しくなくて、針を薄地用に換えたくらいでしょうか…今回は袖だけだし、キュプラに限っては表地との縫い合わせ部分がなかったので気軽でした。むしろ、ボアもキュプラも、手まつりが多くて、裏地つけは「忍耐」だなあと思ってしまいましたよ。これも年1回のプレゼントのため…と我慢してやりました(笑)。11月誕生日だとプレゼント用ならやっぱりアウターになってしまうので、毎年恒例になるかも。

しかし、やっぱり袖の裏地はキュプラ、いいですね! 昔は私も裏付きウールのジャケットやコートを日常的に着ていたので、この肌触り、袖を通したときの感じは懐かしいわ…(笑)。


袖の裏は手縫いで留める仕様でした。頑張って縫った…


最後に残った問題は、ボタン。近所の手芸店で手に入るだろうと探したものの、微妙に気にいるものが見つからず、共布のくるみボタンで制作を試みましたが…生地が厚くて型に嵌め込むことができない…うわーん。見返しに使った花柄プリントで作ったりしてみましたが、なんだか浮いた感じに見えるので却下。結局はくるみボタンの型をくるみ(ヨーヨーキルトみたいにぐし縫いで)、足をはめるのはやめて単なる飾りボタンにすることにしました。どうせボタンホールを開けるのは迷っていたので、前はスナップ留めで…。後ろの飾りボタンも、逆に足がないのですっきりつけられました。
ボタンを共布でシンプルにした分、衿に小さいモチーフを作ってつけたりして。ブローチにしたかったのですがピンは危ないと思い、縫いつけています。

苦戦しつつなんとか仕上がったコート、娘に試着してもらうと、袖の裏地が気に入ったようです。やっぱり裏つけてよかったー! ボアも肌触り良いし、何より女の子らしいラインがかわいいです。生地のせいかふわっと広がって見えます。身頃にはギャザーとタックが寄せてあり余裕があるので、丈を長くすれば来年も作れそう。

このコートは帰省のとき持って行こうかと思っています。気温差があるのでアウター1着だと暑いだの寒いだの言われるので。東京ならこれだけで余裕かな?




(上)ボタンは飾りボタンです。足はついていません (下)後ろの飾りベルトにもボタン。「WALL・E」の目みたいと言ったら娘は喜んでいました

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2014年11月3日月曜日

Wニットジャケット 大人用・初の裏地付き服!

娘に作ったニットジャケットが、着やすくて動きやすくて羨ましい母です。自分の分も作りたいけれどそろそろ雪が降るし1枚仕立てじゃ寒いよなあ…なんて思っていたタイミングで、muniさんがカートオープン。パターンだけでも買ってしまおう、とつい購入(苦笑)。大人の服は作るのが先になってもサイズに悩まなくていいですからね〜。…
…という予定だったのについ着手してしまいました。しかも今回は裏地付きです。時間がかかりそうですが大丈夫かドキドキ。



パターン:patternshop muni 「Ladies Wニットジャケット」(Sサイズ)
生地:キルトニット ダークマスタード、同スパンテレコ購入店 生地ショップ Apuhouse、天竺ニット 杢グレー
タグ:Pres-de
ボタン:ウッドボタン(イタリア製)

仕様はキッズと違うとのことですが、手順が変わるというほどのことはありません(ショールカラー版は結構変わるみたい)。むしろ裏地付きなので、後半が全く違うもののように感じました…。服に裏をつけるの初めてなので、緊張することったら! でもニットであるため、布帛の裏より楽らしいです。
面倒だったのは袖に裏をつけるところくらいでしょうか。袖口のリブを仮縫いして、裏地を重ねて縫う。これだけなのですが、「ねじれないだろうか!」とむちゃくちゃ不安になりましたね。それから、右袖と左袖をくっつけたりしないか、とか(笑)。
慎重に縫ったので大きなミスはありませんでしたが、前立てにステッチを入れるのは結構大変でした。厚みがあるのでしっかりしつけをしないと見返しがズレてしまう…。しつけしたのに結局はちょっと曲がりました(涙)。

それでも何とかかんとか裏地付き完成。これは感動しました! やっぱり裏付きだと手作りっぽさが薄れます! それに「アウター」って感じがする。プルオーバーとかスカートとか、外で脱がないものは良いのですけど、ある程度厚みのあるアウターは外出先で脱ぐことが多いので、裏が見えると恥ずかしいときもあるのです(気にしすぎか)。
着てみると、布端が当たらないから着心地良いですしね。袖はぴったりだけど身頃には少し余裕があるので、私はインに薄いダウンベストを着て羽織るつもりです。そうすると結構暖かいです。完成した当日、早速着て出かけましたが、これは重宝する予感。
そして、やっぱりハイネック。うっかりマフラーなしで出かけてもスースーしなくて便利です。とにかく風の強いところに住んでいますので、ハイネックとぴったりしたシルエットは、風に煽られる心配がなくて助かります。

今回は初めての裏付きアウターで時間もかかりましたが、大満足です。何より、裏地の色合わせで遊んだりもできるなーと、幅が広がった気がします。これは娘用にも裏付きで作ってあげたい。来シーズン、サイズアップしてかな…。

生地のことを書くの忘れていましたが、今回使用したのはApuhouseさんの「ダークマスタード」という色のキルトニット。実物は商品写真より暗めでしたが、アウター向きだし日本人の肌色に合いますね。合わせる色も選ばない感じ。
裏地は杢グレーの天竺ニットです。実は今回いちばん苦労したのはこの天竺。くるっくる丸まってしまって、縫い代を抑えたり開いたりするのがきれいに行かず…。着心地は良いので後悔はしていないですが、次はスムースか何か使おうかなと思っています。中とじをするとき、丸まった縫い代をえいやっと抑え込むようにとじるのが何やら快感でした(笑)。



↑裏は杢グレーの天竺ニット。丸まって縫いにくかったー

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ニットアイラインスカート

冬のロングスカートを縫いました。 パターン: ニットアイラインスカート (muni pattern) 生地:裏起毛ニット 生地は手持ちの裏起毛ニット、裏地はつけていません。中厚手の生地でスカートを作りたいけれど、フレアではなく長めの丈というのを探していて、このパターンを見つけまし...