パターン:Candy Floss「ショートコート」(110サイズ、普通袖、ポケット省略)
生地:ウールモッサ 購入店 生地のオガワ/見返し YUWA 60ローン クラシックフラワー 購入店 服地・布地のマツケ
裏地 マイクロベルボア 購入店 服地・布地のマツケ/キュプラ
タグ:Pres-de
12日に5歳を迎える娘に、コートをプレゼントすることにしました。
型紙を購入したのは去年…110サイズはまだ早いかなと思い寝かせておきましたが、今年は大丈夫そう。裏地キットもこのときのために(?)揃えたのでちゃんと裏つけますよ!
生地はウールモッサ。サンプルを請求したところ、厚みや手触りも良い感じなので娘に色を選んでもらいました。私はグリーンなどがよかったのですが…娘がどうしても「これ!」というラベンダー色に決定。サンプルシートに⚪︎×つけられてはかないません。
届いた生地はきちんと巻かれていて、実家にあった母の生地の山を思い出し懐かしい気分に。
さて初めて縫うウール…起毛だし厚みはあるし、裁断しにくそう…と構えていたら、とても裁ちやすくて驚いてしまいました。ほつれませんしね! 縫うのはちょっと引っかかったり、厚みに苦戦したりしましたが、なんとかなった模様です。
袖は普通のバージョンにして、ポケットを省略してしまったので表地の縫製はそこそこ早くできました。
そして問題の裏地つけ。初めて挑戦するキュプラとボアの裏地…両方とも裁断が大変でした! キュプラはつるっつる、ボアは毛羽が飛び散るしで静電気との戦いでしたね。キュプラは思ったほど縫うのは難しくなくて、針を薄地用に換えたくらいでしょうか…今回は袖だけだし、キュプラに限っては表地との縫い合わせ部分がなかったので気軽でした。むしろ、ボアもキュプラも、手まつりが多くて、裏地つけは「忍耐」だなあと思ってしまいましたよ。これも年1回のプレゼントのため…と我慢してやりました(笑)。11月誕生日だとプレゼント用ならやっぱりアウターになってしまうので、毎年恒例になるかも。
しかし、やっぱり袖の裏地はキュプラ、いいですね! 昔は私も裏付きウールのジャケットやコートを日常的に着ていたので、この肌触り、袖を通したときの感じは懐かしいわ…(笑)。
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袖の裏は手縫いで留める仕様でした。頑張って縫った…
最後に残った問題は、ボタン。近所の手芸店で手に入るだろうと探したものの、微妙に気にいるものが見つからず、共布のくるみボタンで制作を試みましたが…生地が厚くて型に嵌め込むことができない…うわーん。見返しに使った花柄プリントで作ったりしてみましたが、なんだか浮いた感じに見えるので却下。結局はくるみボタンの型をくるみ(ヨーヨーキルトみたいにぐし縫いで)、足をはめるのはやめて単なる飾りボタンにすることにしました。どうせボタンホールを開けるのは迷っていたので、前はスナップ留めで…。後ろの飾りボタンも、逆に足がないのですっきりつけられました。
ボタンを共布でシンプルにした分、衿に小さいモチーフを作ってつけたりして。ブローチにしたかったのですがピンは危ないと思い、縫いつけています。
苦戦しつつなんとか仕上がったコート、娘に試着してもらうと、袖の裏地が気に入ったようです。やっぱり裏つけてよかったー! ボアも肌触り良いし、何より女の子らしいラインがかわいいです。生地のせいかふわっと広がって見えます。身頃にはギャザーとタックが寄せてあり余裕があるので、丈を長くすれば来年も作れそう。
このコートは帰省のとき持って行こうかと思っています。気温差があるのでアウター1着だと暑いだの寒いだの言われるので。東京ならこれだけで余裕かな?
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(上)ボタンは飾りボタンです。足はついていません (下)後ろの飾りベルトにもボタン。「WALL・E」の目みたいと言ったら娘は喜んでいました
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