2013年12月25日水曜日

クリスマス飾り

 たまにはソーイング以外のことも書きますね!
  クリスマス、皆さんはどうお過ごしですか? 我が家は主人と娘が風邪をひき、食事などは例年より地味なものになりました…。娘も4歳、だんだんクリスマスのこともわかってきたみたいで、飾り付けを手伝ったり楽しんでいたようです(いちばん嬉しいのはケーキみたいですけどねえ)。
  以前はIKEAのリアルクリスマスツリーを飾り、けっこう派手な飾り付けをしていたのですが(アメリカ人なんかと比べると超地味でしょうが)、近年生ツリーはやめております。その代わり毎年趣向を変えて飾ることにしています。手っ取り早く言えばテーマカラー。「クリスマス=赤と緑」って毎年同じだと…飽きません? 何かしらコンセプトを考えるのに、色っていちばん簡単でまとめやすいので、私はイベントには必ずテーマカラーを決めるようにしています。
 ただツリーを飾るガーランドやオーナメントをテーマカラーに合わせて買い足していると膨大な量になってしまうので…。手持ちのアイテムを生かしつつ手作りのものを足して全体をまとめるというのが、手軽でバリエーションも豊富になって良いです! 時間はかかりますが(笑)。手作りなんてチープ、幼稚園みたいと思っていた私ですが、海外のクリスマスデコレーション画像を見ていると、みなさんアイディアとセンスで全くチープさを感じさせない! それに親が何か作っている姿を子供に見せることは重要ですし、触発されて何か作り出したりするので、買ってきたものを飾るよりディープな時間を過ごせます(ゴミが多くなるとか散らかるなど、それなりの犠牲は伴いますが・笑)。  

  さて今年のテーマカラーは「白」、メインは「星」にしたので、天井から星のオーナメントを吊るし、LEDの青白い光でライトアップしました。銀色もちょっと足して少し派手に。星のオーナメントはかさ張りますし、吊るすのに軽い方が良いので紙で作りました。切って貼るのでもよかったのですが、組み立て/解体の容易さから「ユニット折り紙」で作ることに。


 ↑手前大きいもの2つ(直径約23cm、大星型十二面体)、中〜小(直径約17cm/9cmの星型八面体)

 七夕飾りを作っているときに、作り方を公開されている方のサイトを見つけ「絶対クリスマスに作ろう!」と思っていたものです。大きいものは30枚のユニット、小さいものは12枚でできます。大は作るのにひとつ2時間くらいかかりましたね…でもユニットを組むときが楽しくて! 様々な作り方がある中で、こちらのユニットはとても丈夫で、薄い紙で組み立てても崩れにくいです(大きいものは糸を通すので若干補強していますが、基本的に力を加えなければ壊れません)。 お若い方ですが、他にも色々折り紙で作られていてサイトを見入ってしまいます。ほんと、考えつく頭脳がすごいなあと思ってしまう。

 もうひとつ、小さい星が必要だったので、テープ状の紙を組んで作るオーナメントを作りました。木のものは北欧のお土産でよく見かけますね。短時間でできるのが魅力です。星ができたら糸を通して、画廊の人に教えてもらった便利アイテム「ひっつき虫」にて固定します。


 ↑追加で作ったオーナメント

 もっとたくさん星を下げたかったけれど、眺めるのはソファからがメインなので全部で14個。それでも真下から見ると楽しいですよ〜。エアコンの風で星がゆらゆら。銀の星は何もしなくてもキラキラしてきれいです。


 リビングのドアには軽いものしか固定できないので、雪の大きな飾りをつけました。15cm角の折り紙で作りましたが、直径約36cmと豪華です。窓にいっぱい貼ったらきれいだったろうな〜と今更思いました。ま、きりがないのでこの程度にしてよかった??

 もう明日には外してしまう飾りだけれど、天井から星が下がっているなど新鮮。もう少し飾っておきたいくらいです。基本的に、壁に下げるものが嫌いで娘の絵以外はかかっていない我が家ですが、たまにデコレーションするの楽しいですね! 来年どうするかがまた楽しみです。
星型ユニット折り紙の作り方:「メリークリスマスです」PaperBox(MNZさん)
星型オーナメントの作り方(4ページあります):「How to Make a German Paper Star - “Froebel Stern”」craftideas.info
雪のオーナメントの作り方:Paper Snow Stars archie and the rug

2013年12月21日土曜日

クリスマス服1:タータンチェックのワンピース


  タータンチェックやアーガイルといったブリティッシュ・トラディショナル柄が大好きです。なんと言うかもう、永遠のデザインですよ。自分はすでに小物程度しか合わない年齢なので、娘に何か作ってあげたいなと思い生地だけ買っておきましたが、このたびやっと着手しました。
  最初は赤のタータンがいいかなと思いつつも、なんか日本だとA○Bっぽい印象があるというか…なのでやめて、いちばん好きな色遣いのdress stewartにしました。選んだ生地はチェックが大きすぎないので子供服にもぴったりです。あ、でも赤も好きですよ。特にこのページ下のような素晴らしい着こなしを見ると素敵だと思います(笑)。
  今年、我が家のクリスマスの飾り付けはテーマカラーが白なので、ワンピースは白ベースにして赤いカーディガンを作る予定です。年末忙しいのでこれまで作ったことのあるパターンで作りますが(苦笑)。このワンピースもコーデュロイで一度作っているのですが、110サイズだと大きめに感じるので100サイズにしました。
パターン:パターンレーベルまいにち着る女の子服」よりスクエアネックのワンピース(100サイズ、ポケット省略)
生地:播州織 起毛ツイル タータンチェック 購入店 コットンプラザ /見返し シーチング
ボタン:ナットボタン(15mm) 購入店 the button's 

 タータンチェックといいつつも、生地は国産。兵庫県で作られている「播州織」のものです。
 裁断してから、ブロックが長方形だからバイアスで取るのはスカート側が良かったのでは…と考えたのですが、市販品見ても長方形ブロックをバイアスで取ったり、チェックが濃い方向も横だったり縦だったり、それほど厳密でない気がするのですが…どうなんでしょう。角度によってチェックの濃さも見え方変わったりして、奥が深いでありますよ…。

  このパターンで作るのは2回目なのですが、袖ぐりを縫うときに脇まで縫ってしまったり、凡ミスが多かったです…。ステッチもちょっとやり直したり。ステッチ用の糸はネイビーを使ったので、地縫いのアイボリーよりは目立たなくてよかったかもしれないです。やり直した割にそんなに綺麗じゃないんですけどね〜。

  それよりも何よりも、最大のミスは…。脇の柄合わせが失敗です! 7mmほどズレている〜何故こんなにズレてしまったのか(涙)。ギャザーのおかげで着ていれば目立たないかもしれませんが、やっぱりよく見ると違和感あります。恥ずかしい…。次にチェックで作るときは何度も確認しながら柄合わせしないと!

  ←ズレてます。きちんと確認しなかったと反省しきりです
  失敗した箇所から目をそらすためというわけではないのですけど、胸元に大きなリボンをつけてみました(またリボンか!)。クリスマスとお正月用なので少しは華やかにしようかと。これが娘は気に入ったようで、リボンだけもうひとつ作ってあげたら、蝶ネクタイのように首につけようとしています。それは違うだろう…。

←幅12cmほどのリボン。真ん中にキルト芯を入れてふっくらさせたのが娘には気に入ったようで

  完成して試着。うわーかなりジャストです! 今シーズンしか着られなさそうですが、胸とお腹周りがこれ以上太くならなければもう少し長く着られそうな気も…。いずれにせよこの100サイズ型紙は今回限りで終わりです。誰かに作ってあげるとかなければ(そんな腕は持ち合わせておりませんが…)。

 ←バックの柄合わせはまあまあ。正面から見るとばっちりなのです。ボタンは黒に見えますがとても濃いブルーです

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2013年12月17日火曜日

フーディッドベスト、初アメリカンホックで失敗


 暑がりの娘、外出のときも上着を脱いでしまうことが多いです。どうやら袖がもたつくのが嫌みたいでして…。トレーナーだと室内は暑いと言って、カットソーを好みます。さすがにそれだけだと薄すぎるので、脱ぎ着しやすいベストを作りました。
パターン:ラ・スーラ 3WAYベスト(100サイズ、フードオプション、ポケット変更)
生地:表地 裏毛/ 裏地 ボーダー天竺
ボタン:アメリカンホック 13mm
タグ:Pres-de
ベージュの裏毛はパンツを作ろうと購入したもの。測ってみたらだいぶ余りそうなので先に使ってしまいました。いくら遊び着とはいっても色がちょっと地味過ぎた! らくだシャツみたい…これではいかんと裏地に赤のボーダーを使ってみました。それでも男の子用に見えそう。ポケットにリボン(レースが苦手なので)をつけてみればどうかとちょっとだけ試行錯誤。  前回は丈の短いベストにしたくて数センチ詰めましたが、今回は仕様通り。変更した点→ポケットを少し大きく、数も2つに。周りにステッチを入れる。ボタンの位置と数。

 裏毛、初めて縫いました。ああぁ、たしかにくるくる巻いて縫いにくいわ…。裏地の天竺も巻いてしまうので完全に選択を誤った気がしましたが、ポケット以外は縫い代は見えないので仕様書通りに進めました。ただ布帛と同じように表に返してアイロンをかけただけでは、中でくるくるなってしまうような気がして不安なので、周りに5mmぐらいのステッチをかけて押さえました。


 ←ポケット口にリボン(リボンの簡単な作り方はラ・スーラさんのブログ参考)、ステッチなど今回はちょっとアレンジ


 スナップはアメリカンホックを使いました。タイトルにあるように失敗しまして(涙)。テスト含め3つはつぶしましたねえ…。どういう失敗かというと、打ち込みが甘かったり爪がズレたり。ベランダのコンクリートの上でガンガンやったのですが、下に敷いたダンボールが厚かったらしく(ジャンボスナップのときは成功したのでつい同じようにやってしまったのです)、ダンボールをやめて新聞紙にしたら成功しました。そもそも生地の厚さが結構あったので、アメリカンホックという選択自体厳しかったのかも(気づくの遅い)。  しかしこの手の打ち込み式スナップはちゃんと填められるか心配で、必要以上に叩いてしまいます。あとベランダでしかやるところがないので明るいうちに作業するしかないというのも地味に敷居が高い。力がないのでハンドプレス機はちょっと自信がないのです…。

 そんな縫製以外の苦労をしつつも完成したベスト、娘に見せたら「ボタンついたね」…しっかり過程をチェックしていたのか! リボンとかもまんざらでもなさそうなので着てもらいました。コメント「きつぅい」。えええええ! お腹に手を入れてみるとそんなにパツパツではないですが! 一番上のスナップを外せば余裕あるはず。もしかして下にタートルネックを着ていたせいでしょうか。気が変わりやすい年頃(笑)ですし、何回か着ているうちに気に入ってくれるといいんだけどなあ…。

   ←最後にちょっとわかりにくですが着用写真。100サイズぴったりです。来年着られるのか


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2013年12月13日金曜日

初挑戦・リュックサック



 ショルダーバッグは作れたけれど、より立体的なリュックサックは自信がなくて、購入してから4ヶ月寝かしてあったパターン。ついに着手しました。娘に横から「できた? できた?」と催促されながらも、なんとか完成。最後の工程を終えたときは「やった!」とガッツポーズでした。こんな本格的なリュックが作れてしまったとは! 小ぶりなのに収納力があるのが嬉しいです。
 サイズは縦28cm、横22cm、マチ9cm。98cmの娘が背負うのにはジャストです。薄着での試着はちょっと紐が長めでしたが、アウターを着たら大丈夫。
パターン:パターンレーベル ファスナーリュック(Sサイズオプション)
生地:ホラグチカヨ コットンリネンキャンバス(ザミュージカルバンド) 、黄色の11号キャンバス 購入店:オカダヤオンラインショップ/裏地 スモーキーブルーのピンドット 購入店:コットンプラザ
タグ:Pres-de
ショルダーバッグと同様、接着芯を貼るのが一苦労…。プリント生地が11号帆布より薄手だったため、二重に貼りました。疲れた! 
 このホラグチカヨさんのプリント生地はオカダヤさんオリジナル。正直使いにくいかもという印象でしたが娘には動物や楽器が受けそうだと思いまして。変わったデザインの生地で、110cm巾の真ん中だけ動物柄、両耳はドット柄(しかも両方違う)のボーダープリントです。ドットも単体ではかわいいので、肩紐に使おうかと思ったのですが、紐は無地と決めていたので今回は見送り。プリントも使うところを悩んだ割に、目立つところが逆さまになっていたりしていまいちなのですが(天地が決まっていないデザインなのです…)、柄ではなく色味で決めたのがいけなかったか。

 バッグ制作は3回目になりますが、リュックは初めてでまたまた苦戦。何がって、アイテムが変わると名称を覚えるところから始まりますので、弱り始めた頭ではすんなりいかないのですよ。最近やっとニット生地の名称をだいたい覚えたというのに。

 制作では外のマチポケットがいちばん難しく感じたのですが、そこをクリアしないと先に進めないので、ポケットつけまでは一気に進めました。だいたい、私ファスナーつけは中学校の家庭科以来ですよ! おっかなびっくり縫い始めてみると、ファスナー押さえのおかげで楽々つけられるものと知り、そんなに構える必要なかったんだと拍子抜け。ショルダーバッグでどのくらいの厚みまで縫えるか学習したせいか、他はそんなに苦労しなかったです。ただ立体的なマチポケットを本体に縫いつけるのは、きれいにはできなかったなあ…。本当にわずかですが、裏地が見えてしまったり、縫い目もよれよれ。最初だから許してー。

 他の本や型紙サイトにあるリュックサックの作り方は知らないのですが、パターンレーベルさんの仕様書では手順が細かくわかりやすくて、一回作ればやり方を理解できるのがありがたいです。裏地付きって一見難しそうですが、表地と同じことの繰り返しが多いのですね。  しかしこういう立体物って、形が見えてくると楽しくなって、一気に進めてしまう傾向があります。前胴と背胴を縫い合わせるところなんてもう「うわーリュックサックの形だよー」とテンション上がりまくりです。裁断してから1ヶ月くらい放置してあったのに、仕立てるのは3日でできました。私にしては早い方です(笑)。いちばん楽しかったのは、背胴にステッチを入れるところかなあ…。ステッチだけなのにデザイン度がアップして、好きな部分です。

  そして今回活躍したのはファスナー押さえ。PPテープを縫うのにパーツが邪魔だったりするとき、生地の厚みで片側が引っかかりそうなとき、ファスナー押さえで縫いました。そうか、そういう用途があったのね…。「使わないだろう」なんて思ってて悪かったです。

 使った副資材は、探すのにくじけたため結局パターンと同時にファスナーセットを購入。黒のパーツが締まって見えて良かったと思います。タグもプリントのイメージに合うものが見つかりラッキーでした。目立たないけど。
 出来上がってみると若干派手に感じますが、娘が気に入ったならいいです…。仕上った先から背負い、夜はベッドまで持って行く始末。「ママ○○ちゃんのリュック作ってくれてありがとう」なんて言ってくれるじゃありませんか! サイズもちょうどでよかった。ただ通園用に使うには小さいかも…。もう1サイズ大きくしてリトライするのもありですね。長く使える型紙ですし、これからも娘のために役に立てたいです〜。

←裏地は薄い水色のピンドット。一応ネームタグをつけました(通園用にするときは外にもうひとつ付ける予定)

←背負ってみる

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2013年12月2日月曜日

大人用の服を縫ってみた


 洋裁を始めて4ヶ月ほどですが、大人の服はまったく作る気がなかったのです。もっとも、小柄で着る服に苦労していた時期が長く、もしもっと早く洋裁を始めていたら自分の服を作っただろうなと思います。今はファスト・ファッションのお店でもそこそこ細身の服が手に入るのであまり不便はしていませんが、20代の頃はデパートのSサイズ売り場で高い服買ってたんだよなあ。 昔話はさておき、娘のカーディガンを作ったら暖かそうだし肌ざわりも良い生地だし、自分のカーディガンも欲しくなったのです…。自分で大きさを調整することはできませんから、パターンを探して作りました。
パターン:Candy Floss カーディガン2(150サイズ)
生地:ダンボールニット(ティールブルー) 購入店 アプハウス /見返し P&B Textiles(Wild Thyme Collection )
ボタン:パールボタン 15mm
 実は子供用の150サイズですが、大人用のSよりぴったりだったりします。ゆったりしたフォルムで身頃はだいぶ余裕がありますが、厚めのダンボールニットでも動きやすくて良いです。切り替えにギャザーがちょっと入っていて女らしい感じ。

 初めて利用した型紙ショップ、Candy Flossさん。女の子服中心で、かわいらしいデザインが多くて、自分の服探しているのに娘の服をあれこれチェックしてしまいました。作りやすいパターンで仕様書もシンプル(Tipsなどはあまり書いてないです)、初心者の私でも問題なく仕上げられます。布端が見えるところはジグザグステッチだと少し見苦しくなってしまい、ロックミシン推奨かなと思います。見返しはジグザグが見えるのが嫌で折り返して縫いました。ネック周りのステッチ巾が細くなってしまったけれど、見返しがきれいに仕上がったから気にしない!

 生地は娘用カーディガンと同じダンボールニットの色違い。大好きなターコイズブルー、とても発色が良いです。ボタンはパールボタンです。これ、初めて使いました(一番上のボタン、もう少し上につけるべきだったなあ)。つるっと掛けやすいので今度子供服にも使おう。自分で着てみると着心地や使い勝手がわかって勉強になりますね。娘はまだいろいろ意見しないです(暑いとか寒いとかかわいいとかいう程度)から、細かいところは作る側が配慮しないといけません。

 しかしあれですね、私はサイズ小さいほうですが(だいたい5号)子供服ばかり縫っていると、「私こんなにおっきいのか!」と感じてしまいます。すべてがでかい、というか縫うところが長い。袖つけるにしても長いし、裾上げに至っては途中で飽きてくる。でもこれで70サイズの子供服作ったりしたら、そのときは「ちっさい!ちっさい!」と言うのでしょう…そんなもんですよね…。


←見返しにUSAコットン、ボタンはパールボタンを2つ
 今回苦労した点…なぜか糸(レジロン)がぶちぶち切れたり目が飛んだり。ゆっくり縫わないと駄目? 糸調子は気を抜けません…。

 とりあえず自分の服は1枚縫って気が済んだので一旦終了。気が向いたら何か作るかもしれないけれど、基本的には間に合っているからいいや。

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2013年11月28日木曜日

クロップドパンツ・3枚目



パターン:パターンレーベルまいにち着る女の子服 」よりクロップドパンツ(100サイズ)
生地:20ツイル(ダルゴールド)/ ポケット裏地 リバティ (Claudine)
ピスネーム:パターンレーベル
4歳になってますますお転婆になってきた娘の普段着が足りなくなってきたので作りました。  このパターン、あまりに便利でかわいいので、ついリピートしてしまうんですよね〜。→前回前々回
 生地も相変わらずツイルなのですが、今回使用の色は自然光で見たらなんだかパッとしない感じで、男の子っぽいですし、いかにもな遊び着にするしかないかと思っていた生地です(すみません。誰に謝っているかわかりませんが)。でも寝かせておくのはもったいので、少し女の子っぽくなるように小細工してみました。そうそう、前回ステッチ巾を間違えたことを忘れないように!

  ポイントに使ったリバティ、アップで見るより遠目がかわいい柄です。ついリボンなどもつけてしまいました。
  今回初めてステッチを目立つ色にしてみましたが、太さは60番と控えめ…30番を使う勇気はありませんでした。でもピンクのステッチにしたことでだいぶ印象が変わった気がします。ピスネームの色とも合っているし(本当はタグもつけたかったのですが、前回ピンクは使用済で、つけ忘れたピスネームが余っていたので使ったという…)、糸を変えるだけでデザイン的になるもんですね。もっとミシンに自信があれば冒険するのになーと思ってしまう。
  生地のままだと「どこがゴールドなのか」と思われたのっぺりした黄土色のツイルも(本当に汚れること前提で選んだとしか!)、仕立てて立体的になると綾がつややかな陰影を作って、文字通りゴールドに! 3次元すばらしい…。




↑(左)裾見返しにちょっと別布をつけたり…  ↑(右)ポケットの裏はリバティで

 しかし布帛は縫いやすーい。ステッチ緊張するけど。ジグザグかけるのが楽でしょうがないです(感涙)。まあ裏を見なければロックミシンじゃなくてもいけるんですけどね…。しばらく家庭用で頑張りますよ。
 次はふたたびニットソーイングに戻ります。とりあえずトライ用の生地もいろいろと買ってみました(笑)。作る前がいちばん楽しかったりして。

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2013年11月23日土曜日

ニットのカーディガン・その2



 カーディガン、もう1枚作りました。今度は110サイズで、ボタンを全部かけてもお腹が浮かないように(笑)。袖はさすがに長めですね…。 私はあまり使わない系統の色ですが、評判良いので試してみました。Pres-deさんのオリジナルダンボールニットです。
 冬物はまだまだ既製品頼みなので、とりあえず手持ちの服に合わせてみて色を決めましたが、わりと成功みたい。濃い色と合わせやすいのが良いです。
パターン:パターンレーベル 「パターンレーベルの子供服ソーイング LESSON BOOK 」より ボタンカーデ(110サイズ、リボン一部省略)
生地:ダンボールニット(あずきミルク) Pres-deオリジナル/ 裏地 ピンドットのブロード
タグ:Pres-de
ボタン:薄紫のポリボタン(15mm)


↑前回制作の100サイズと比べると結構大きく感じるのですが、着せてみたらそんなにだぶだぶでもなく…100サイズはお腹がぱつぱつです
 2回目なので前回より制作はスムーズでした。ジグザグ処理が布帛と同じようにできたのが救い。うかつにも一度袖を裏返しにつけてしまい、やり直しましたけどね…! ニットはほどくのが辛いので慎重にやらねば…。
 カーディガンは実際は遊び着になるんでしょうけど、上品な印象になるのでTPO問わず使えて便利! 娘は暑がりで、外遊びのときも真冬以外は上着を脱いでしまうので、こういう羽織ものが重宝します。
 しかし作っている最中、私の母が似たような色のセーターを着ているのを発見! お年寄りっぽくはないとはいえ、大人っぽい色なのに変わりはないので、リボンをつけました(仕様では襟元に2つ、袖口に1つ)。リボン、つけてみると突然かわいらしくなりますね。飾りものが好きでない私ですら、つけてみたいと思ってしまう。魔物だ。あ、子供服に限りますよ。
 ボタンも最初は渋いウッドボタンを予定していましたが、生地が渋いので少し明るめのポリボタンに変更。色や素材を変えただけで断然印象が変わりますから、ボタン選びはいつも悩みます…。

←見返しは薄いマスタードイエローのピンドット。今回はタグがアクセントになりました



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2013年11月18日月曜日

スムースニットのパフスリーブTシャツ


 「女の子のまいにちの服」(日本ヴォーグ社)より。どんな女の子にも似合いそうで一人で脱ぎ着しやすい「スクエアネックのパフスリーブTシャツ」を作りました。サンプルがニットなので引き続きニットソーイングの練習にもなるかなと。冬なのに半袖ですが、重ね着できる110サイズで作りました。基本的にインナーに長袖タートルネックを着る想定です。
パターン:a sunny spot 「a sunny spot 女の子のまいにちの服」より スクエアネックのパフスリーブTシャツ(110サイズ)
生地:水玉プリントのスムースニット/黒のブロード

 実際はネックまわりが布帛なのでニットでなくても作れそうです。肩の部分にゴムが入っていて着るのが楽そうですしね(重要!)。でもスムースニットで作ると、てろんとしてラインがきれいに出てる気がする。今回は練習のつもりで安っっすい生地を使いましたが、安さを感じさせない質感に仕上がったと…思います。    
 首回りのパイピングを黒にしたのはよかったのですが、ジグザグミシンが丸見えで、写真をアップでお見せできないです。でも黒にすると余計に目立つしなあ。最後、縫い代を倒して縫い止めるのは、少しでも糸が見えないよう手縫いで処理しました。これが一番面倒くさかったー。
 ニットのギャザー寄せ、初めてやりましたが難しかったです。粗ミシンを端から15mmと5mmの2本をかけるのですけど、5mmのほうが布を巻き込んでしまいうまくいかないんです。しょうがないのでぐし縫い…。でも仕上がりに差はなかったような?
  ところで、最初間違えて押さえ金を交換しないで縫い始めてしまったのですけど、テフロン押さえと同じように縫えてしまいました…むしろテフロン押さえは大きくて縫いにくい! 厚みとスムースニットだからでしょうか? 試しにシリコン液を塗ってジグザグ縫いをやってみたけれど、やっぱりテフロン押さえよりやりやすいんですよね〜…。今度別のニット生地で試してみよう。
 
  さてなんとか完成し、娘に着せてみたら前後がわかりにくいようでした。タグも何もついていないからしょうがない。あとで正面にリボンでもつけようかな…。
 


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2013年11月12日火曜日

ニットのレギンス



 ニットソーイングの第1作は子供用カーディガンでした。縫いやすい生地に助けられて、まずまずの出来。でもせっかくニットを縫うのですから、少しテンションを上げた生地で服を作ろうではないか、というので↓先日購入したニットソーイングの本から何か作ることにしました。なるーべく、簡単なの…。

   

…とても初心者向けっぽい雰囲気が表紙からもわかりますが、解説の細やかさや写真の良さはさすが老舗日本ヴォーグ社。掲載パターンは正直ベタです。しかし、ベタなものから作るのは初心者の基本! …と、検討した結果、最近あまり作っていないボトムスを作ることにしました。
 パターン:「家庭用ミシンで作るいちばんよくわかるニット生地の子ども服」よりカプリ風レギンス(100サイズ)
 生地:40コーマスムースニット オリーブマスタード 購入店 アプハウス
 ボタン:ポリボタン 購入店 手芸副資材、木工家具のMerci
使用した生地はテンション中くらい。柔らかく手触りも良いです。前回作ったカーディガンと同じ色なのでコーディネイトもしやすく便利に使えそう。しかし始めてのスムースニット…その前に作っていたのが、厚いバッグを30番糸でゴツゴツ縫う感じでしたので、レジロン糸の細さと生地の柔らかさに手がプルプルしました…。 前回端の始末で苦戦したので、縫い代を多く取って端を切り落としました。断然きれいにできますけれど、面倒くさいなー…。パターンが簡単なだけにこういうところで時間がかかるのがもどかしいです。家庭用ミシンで作る上ではしょうがないのかな。直線縫いも、布帛で作るより時間は倍かかった気がします。布送りにも目打ちを使ったり、全体的にゆっくり縫っているせいでしょうか。
 一度普通の直線縫いで、下糸がやたらとつれてしまい、糸調子を変えたり試し縫いし直したりして、結局原因がわからずほどこうとしたら、端に出ていた糸を巻き込んでいただけという。何とも無駄な時間でしたが勉強になりましたよ…。

  こちらのパターン、パーツも工程も少ないのにかわいくておススメです! 同掲載の普通のレギンスよりゆったりしていて、100サイズで大丈夫かと思われたうちの娘でも余裕があるくらい。裾のカフスが肝ですね。くるぶしより上の丈で、動きやすいし、50cmの生地でできるのも良いです。

ボタンはレトロっぽいポリボタン。オレンジの輪切りみたいでかわいいのです。ひっかかりにくい、小さいものを選びました。
 いつもはボタンをつけている前印も、今回は後ろにボタンがあるのでリボンにしました。カーディガンに使ったリバティの余り布で…。

←裾カフスと飾りボタン。簡単につけられてかわいいです  

2013年11月8日金曜日

ショルダーバッグ・その2


 母(70代)からの頼まれものです。形は娘のものと同じで良いとのことなのですが、母は右半身が不自由なので少し使いやすいように変更しました。希望は黒か茶色かチャコールグレーだそうで、キャンバスだとあまりにもカジュアルに過ぎるかと思い、ヘリンボーンの黒を選びました。内布はグリーンですが、娘のものとは1段階暗い色。金具類はゴールドで渋すぎないように(母はどちらかというと派手です)、ナスカンでキーホルダーもつけてみました。
パターン:パターンレーベル フェイバリットショルダー(Sサイズ)
生地:ヘリンボーン(ブラック)、裏地 シーチング 購入店(金具も) オカダヤオンラインショップ

  【子供用からの変更点】
・ストラップの長さを長くし、調節可能に
・留め具をジャンボスナップ→マグネットホックに
・かぶせ布にもマグネットホックを
・外ポケットのホックをなくし、ポケット口を接着芯で補強
・内ポケットを大きくし、携帯電話ホルダーを追加(Mサイズ仕様に)
・キーホルダーを追加

 同じ型紙なのにこんなにイメージ変わるんですねえ…(娘用はこちら)。個人的にはへリンボーンの質感が、安っぽくなくて気に入りました(けっこうカスが出るしほつれやすいのでしょっちゅう掃除機かけてましたが)。接着芯も部分的に2枚重ねにしたり、しっかりとした作りにしたので母にも評判良いです。芯貼るのすごく疲れましたけど…。思ったよりちゃんと縫えて(?)、厚すぎて縫えないという心配はなかったです。
 ストラップはコートの上からもかけられるよう長くして、という希望で、だいぶ長くしました。ここでもう半分終わったような気分…調節金具をつけるのも生地が分厚くて、「既成のテープ使えばよかった」とくじけそうになりましたが、あとは何とかかんとか進められました。2回目なのでどのパーツがどこか一目でわかるし、「これで正しいのかな…」と心配することがなかったせいかもしれませんねー。  細かい不満点はさておき、母には喜んでもらえたのですべてよしです。

←生地アップ。わかりやすいよう明度を上げています。厚みはありますがバッグにするには接着芯必須という厚さ


←ポケットを大きくしたり、キーホルダーをつけてアレンジしました

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2013年11月3日日曜日

ニットソーイングの練習



 子供の服を作る上で、ニットソーイングは避けて通れない気がしまして、やっとやっとやる気を起こしました。やっぱり子供がひとりで脱ぎ着しやすいし。一応ニットで作る子供服の本も買ったのだけど、とりあえず手持ちの本から何かひとつトライしようかと、カーディガンを作りました。まずは練習ですよ、練習!(といいつつ本での難易度は★★★と高め。大丈夫か…)
パターン:パターンレーベル 「パターンレーベルの子供服ソーイング LESSON BOOK」より ボタンカーデ(100サイズ、リボン省略)
生地:ダンボールニット 購入店 アプハウス /見返し リバティ Lauren
ボタン:黄色のポリボタン(15mm)
タグ:パターンレーベル

 指定ではボタンは10mmなのですが、今月4歳になる娘は15mmくらいのボタンがかけやすそうなので、大きめにしました。リボンはひっかかりそうな気がして、今回は省略。

 オリーブイエローのダンボールニット、テンションが低くてほとんど伸びません。これなら縫えそうだ〜。 と、裁断を済ませて下処理をしようとしたところ、何か縫い代の幅が違うような…。後ろ身頃の縫い代を1cm短くつけていたのです…やってしまったorz。 仕方がなく前身頃と見返しも1cm縮めました。最初に作ったニットのカーディガンがこれでは、先が思いやられます(大げさ?)。ボタンつけ位置ももう少し調整すればよかったです。

  試し縫いをしたところ、直線縫いはできるのですが、ジグザグ縫いに苦戦。布端が1cm以上ないと布送りもスムーズじゃないし、巻き込んでダンゴムシみたいになってしまいます…。結局縫い目をだいぶ寄せて縫い、端をカットすることに。いまひとつきれいにできなかったのが悔しいなあ…。ステッチをぐるりとかけているとき、半分くらいで下糸がなくなったのがアクシデントでした。ほどくときも生地を布帛より傷つけそうでドキドキです。

 とはいえ、直線縫いはそれなりに楽しかったです! ものすごく曲がらない限りは縫い目がきれいに見えますし。 それに切りっぱなしでもほつれないんですね〜。裁断中カスがたくさん出たので、もっとほつれるものだと思っていました。
   出来上がりの満足度は60%くらいですが、パッと見は手作り感が薄くて、やっぱり厚みのあるニットは違うな〜と、妙に感心してしまいました。
しかしやはり…ロックミシンが欲しい…!

 見返しはリバティの端布で、なぜか今回使えるくらいの量がちょうどあったため使ってみましたが、なんだかおばさんっぽいなー…。子供サイズだと目立ちませんけどね。端布でなんとかしようと思ったのが敗因だと思うので、今度はちゃんと選びます。
 
 100サイズぴったりの娘、下着と薄手のカットソーの上に着せると、丈も身幅もちょうど良いです。だがしかし…ボタンをかけるとお腹がぱっつんぱっつん。もう一枚作るとしたらサイズアップですかねえ。
 このカーディガンはパターンレーベルさんらしいきちんとした印象が良いですね。襟の形がきれいなのが気に入っています。黒やネイビーで作ったらフォーマルでいけそう。

←見返しが布帛なので縫いやすいです。しかしこのリバティのプリントはあまり子供らしくなかったなあ…



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2013年10月31日木曜日

コーデュロイのスクエアネックワンピース




秋冬のワンピース、コーデュロイで作りました。
パターン:パターンレーベル 「まいにち着る女の子服 」より スクエアネックのワンピース(110サイズ)
生地:シャツコーデュロイ 購入店 服地・布地のマツケ/ブロード(ネイビーのピンドット)
ボタン:プラスティックボタン(15mm)  購入店 The Button's
タグ:Pres-de
コーデュロイ、初めて縫いました。シャツコーデュロイは薄いのですね。細畝でソフト加工をした生地だったため、非常に縫いやすかったです。3、4枚目の生地アップで見るとわかるように小さい花のドット柄ですが、遠目に見るとただのドットに見えてしまうのがちょっと残念かも。
  ワンピースの類は娘にジャストの100サイズで作ることが多いのですが、冬着るんだしと110サイズにしてみたら…やっぱり大きかったー。うーん…この冬は厚手のインナーを着てから着用ですね。丈はそんなに長いと思えないのだけれど、胸元がちょっとだぶついている感じ。でもこのパターンはとても良いですね。形も作りやすさも◎。初心者にはうれしいです。今回大きく作ってしまったので、100サイズで作り直すかちょっと悩み中です。100で作ったら来年サイズアウト必至だと思うしなあ。

 よそ様のサイトを拝見していたら、何名かから「いちばん下のボタンホールが開けにくい」との感想があり、スカート部分を縫い合わせる前に開けました。だいたい…成功したのではないかと思われます。こういうちょっとしたコツは、ブログが参考になりますね。感謝。正しいかどうかは別に、最後の最後で失敗したら嫌なので、途中で開けておけば精神的余裕が(笑)。

 タグはPres-deさんのホルン柄を使用。これは明暗2通りの色のタグがセットになっているのですが、白地のほうは裏が透けてしまいます。目立たないよう布を挟んで縫いつけました。

 ボタンは金属製か樹脂製かで迷いましたが、子供服なのでポリのボタンにしました。軽い割に遠目は重厚な感じ。

  

↑(左)タグは縦長のものを使ってみました ↑(右)ボタンホールを開けるのはやっぱり緊張しますね…

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2013年10月22日火曜日

初・ショルダーバッグ



パターン:パターンレーベル フェイバリットショルダー(Sサイズ)
生地:コッカファブリック FOLK MODERNシリーズ(チューリップ) 購入店 服地・布地のマツケ、赤の11号キャンバス、裏地 シーチング
タグ:Pres-de
友人が娘にプレゼントしてくれたショルダーバッグが、使い過ぎとビニールの劣化でぼろぼろになり、残念ながら使えなくなってしまいました。代わりのものを探してみたけれどいまひとつ気に入ったものが見つからず、もしかしたらバッグも作れるのではないか! と無謀なことを考えたのが制作のきっかけです。

  恥ずかしながら、こんなに本格的なバッグを作ったのは初めてでして。だいたいマチ付きすらミシンで縫ったことないです。やっぱり無謀です。
 そんなバッグ制作の超初心者ですから、裁断からしてドキドキです。当たり前ですが、パーツは多くて細かい上に直線ばかりだし、服より大変に思えました。
  実際に使う生地は少なくて、表地と裏地それぞれ60cm(110cm巾)もあればできます。ハーフリネンのキャンバスと綿の無地キャンバスを使いました。最初表地はプリントのハーフリネンで全部つくってしまおうと思っていたのですが、なんだかしつこい…。ボディとストラップを無地にし、プリントはポイント遣いに留めたところ、なかなかかわいく仕上がったのではないかと思います。外ポケットは無地でもよかったかもしれません。派手派手なので。

  タグはPres-deさんオリジナルの、てんとう虫のタグ。チューリップに合っているかなと思いつけてみました。仕様書ではマチのかぶせ布の上につけるようになっていますが、同系色で目立たなくなるので無地の上に移動。 

←てんとう虫のタグがいっそう子供らしい…

 バッグを作ったことがないといっても、これが扱い慣れている薄い生地ならまだ良いのですが…。今回使ったのは主に11号キャンバスで、アイロンで三つ折り処理している時点で「こんな分厚いの縫えるのだろうか??」と思ってしまったほど。ステッチに30番の太い糸を使うのも初めてだし、まともに縫えたら御の字と言ったところでしょうか。試し縫いをしたら思ったより楽に縫えてモチベーション上がりましたが、糸調節はやはり難しかったです。縫い始めたら、わかりやすいパターンのおかげで超初心者な私でもそれらしい感じになってきました。パーツがひとつひとつ組み合わさって形になるのが楽しくて、まとまった時間が欲しいなと思いました(いつも娘の相手をしながらの細切れ作業)。
  服と同じく、2Dの布が3Dになっていくのは面白いものです。早く形にしたくてどんどん縫い進めたいところ、突然の壁が…。未体験ゾーン「スナップつけ」! でも打ち具を使うのは初めてではないのでとりあえずベランダのコンクリートの上でガンガンとやりました。ちょっと曲がったけれどなんとか成功です…ふう。
  小さいバッグなので色々縫いにくいところもありました。本体にマチをつけるところが難しいです…で、裏地も同じようにマチをつけるのですが、こちらは生地が薄いのでまだ楽でした。手順を無視して裏地から縫えばコツをつかめてよかったのかな。  

  裏地の選択は結構迷って、補色のグリーンを選びました…これが見事にクリスマスカラー。まだ早いよ! ふたを開けなければそこまでクリスマスっぽくはないので良いのですけど…。外ポケットの内側につける細長い布だけは、グリーンだと目立つので赤に変えてみました。
 ストラップの長さは型紙のままです。娘にかけて長さを見たところちょうど良いように見えたのですが、仕上がってみるとなんだか長い(涙)。今から長さ調節はできないので、調節カンを挟んで縫い付ける応急処置をする予定です。次は長さ調節ができるようにしよう。


←裏地が濃いグリーンのおかげで、意図せずクリスマス風に


  娘の反応は制作中からすごくて、まだ裏地のついていないバッグを持ち去ってぬいぐるみを入れたり、出来上がったばかりなのに肩にかけて家中走り回ったりと、たいそう気に入っているようです。これはもう出来を無視して成功と言えましょう。そして私の母に見せたところ、「軽くて大きさもちょうどいいから私にも作って」と言われてしまいました。頼まれたからにはやるしかないのか…。

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